当サイトは広告を含む場合があります
配送ドライバーの仕事を始める際に、車種の選択は非常に重要です。
適切な車種を選ばなければ、仕事がし辛くなったり、収入にも影響することもあります。
そこで、この記事では小型、中型、大型、トレーラーといった車種別の選び方のポイントを解説します。
この記事では
- どの車両にのればいいのか
- それぞれの車両の特徴
- 車両を決める前に押さえておきたいポイント
以上の3点を視点として解説していきます。
配送ドライバーとして働く上で車両の選び方
配送ドライバーとして働く上で、車種選びは非常に重要です。
車種を選ばないと仕事がしづらく収入にも影響します。車種ごとの特徴や特徴をご紹介します。
車種の種類
配送ドライバーには、小型、中型、大型、トレーラーなど様々な車種があります。
それぞれの車種には、運搬できる荷物の量や重量、運転に必要な免許の種類などが異なります。
- 小型車
- 最大積載量が3.5トン以下で、運転免許が普通免許であれば運転可能です。
小規模な物流配送や地域内の小口配送に適しています。 - 中型車
- 最大積載量が5トン以下で、運転免許が準中型免許が必要です。大手物流企業や、一般企業での配送に向いている。
- 大型車
- 、最大積載量が8トン以上で、運転免許が普通大型免許以上が必要です。大手物流企業や、一般企業での大口配送に向いている。
- トレーラー
- 大型車にトレーラーをつけて運転する車両で、最大積載量が8トン以上、普通大型免許と大型トレーラー免許が必要です。大口配送や、長距離配送に向いています。
車種選びのポイント
車種を選ぶ時には、自分に合った車種を考えることが大切です。
自分の運転技術や経験、配送のエリアや距離、必要な資格、収入など、自分のライフスタイルに合わせて選ぶ必要があります。
迷った場合は、自分にとって優先度の高い順に決めてOKっス。
例えば、僕の場合だと
労働時間の短さ>運転のしやすさ>収入
の順番で優先順位を決めて転職活動をやっていたので、大型車や長距離は選択外でした。
変換すると
定時で帰りたい>小型車希望>最低限の生活ができれば給料にこだわらない
という感じになります。
この優先順位を満たした結果
「小型車両でのルート配送の求人」が候補にあがりました。
小型配送車で働くメリット・デメリット
小型配送車に乗って働くことのメリットとデメリットを紹介します。
- 小型のメリット
- 運転しやすい
- 積載量が少ないため、荷物の取り扱いがしやすい
- 1日で仕事が完結する
- 小型のデメリット
- 給料が低い
- 狭い道も通る
- 大型の荷物には対応できない
等があげらられます。
つまり、メリットはデメリットにもなり得るということです。
こんな人におすすめ
- その日中に家に帰りたい
- 配送の仕事未経験
- 大きいトラックは自信がない
中型トラックで働くメリット・デメリット
中型車のメリットは、すべての良いとこどりです。
小型車より給料は高く、大型車より運転がしやすい。
これだけ聞くと1番良いように聞こえるけど、デメリットもあります。
それは、給料や労働環境が小型や大型と比べて中途半端だということです。
給料
大型>中型>小型
運転のしやすさ
小型>中型>大型
労働時間
大型>中型>小型
はい。
全部真ん中です。
これを良いとこどりと感じるか、中途半端と感じるかは人それぞれなので自身のライフスタイルを確認してから決めましょう。
こんな人におすすめ
- それなりに給料が欲しい
- 運転技術を高めたい
- 大型へのステップアップを考えてる
注意
労働時間に関してはあくまで一般的なものなので、詳しくは会社や運ぶものによって違います。
大型トラックで働くメリット・デメリット
大型トラックと言えば運送業界での花形。
国道や高速道路などでよく見かけることがあると思います。
大型トラックでは、小型で長距離配送するよりもコスパが良いので長距離配送に使用されることが多いです。
- 大型のメリット
- 給料が高い
- 長距離なのでいろんなところに行ける
- 操縦感がある
- 大型のデメリット
- あまり家に帰れない
- 長時間の運転
- 運転が難しい
こちらもメリットデメリットは表裏一体です。
運転が難しい、長時間、長距離の運転をする代わりに給料が高いわけです。
給料が高い以外にも、いろんな地域に行けて楽しい、大型の運転をマスターできたらカッコいい。
など、人による要素が大きいので見極めが肝心です。
こんな人におすすめ
- 長距離でも平気
- 運送業界にて高収入を求めてる
- 運転が好き
トレーラートラックで働くメリット・デメリット
トレーラーは、大型トラックの牽引力によってトレーラーを引っ張って移動するトラックのことで、けん引免許が必要になります。
- トレーラのメリット
- 給料が高い
- 資格や運転技術が必要なため特別感がある
- 操縦できたらメチャカッコいい
- トレーラのデメリット
- 車体が長いため運転が難しい
- 操作が複雑で技術が必要
- トレーラーの運転には牽引免許が必要であり、取得に費用や時間がかかる
基本的にはどのトラックであろうと運転がメインであることには変わりません。
ただ、車体が大きくなり運転が難しくなればなるほど給料が高くなる傾向にあります。
トレーラーの運転難易度は今回紹介した中でも上位の難しさです。
トレーラの求人に応募する際には、どこに何を運ぶのか?
をしっかり確認した方がよいです。
こんな人におすすめ
- 運転に自信がある
- 大型と牽引の免許を持っている
- 運送業界において高収入を求めてる
どの車両に乗るべきかを決める前に押さえておきたいポイント
トラック運転手の仕事に応募しようと考えている場合、自分に合ったトラックを選ぶことが非常に重要ですが、その前に押さえておきたいポイントを紹介します。
以下は、トラックを選ぶ前に押さえておきたいポイントです。
- 運転免許の種類
- 運送会社
- 荷物の種類
上記の3点は転職前に確認しておいた方が良いポイントなので解説していきます。
運転免許の種類
免許区分ごとに、運転できる車両の種類や条件が異なります。
例えば、普通自動車の免許では、普通車・軽自動車の運転が可能ですが、大型自動車の運転はできません。
運転する車両や目的に応じて、適切な免許区分を取得する必要があります。
2017年3月12日以降は、免許区分によって運転できる車両の種類が変更され「準中型免許」が追加されました。
現在の運転免許は普通免許、準中型免許、中型免許、大型免許の4つです。免許取得年度は、「2007年以前に取得」「2017年までに取得」「2017年以降に取得」の3つに区分されます。
運送会社
会社を選ぶ際には、以下のようなポイントを考慮することをおすすめします。
- 待遇や福利厚生
- 研修制度や教育環境
- キャリアアップの可能性
僕自身、配送の仕事の1番のメリットとして、「人と関わらないこと」を、超おすすめしていますが、あまりにも給料が低い会社は論外です。
そもそも、お金をもらうために働くわけで、その「お金」があまりにも低いようなら本末転倒です。
ポイント
運送業界においては基本給が安く設定されてることが多いですが、総支給や手取りが低いわけではないです。
研修制度や教育環境
研修制度や教育環境については「横乗り期間はどのくらいか?」が気になるところですね。
横乗り期間とは、運転席または助手席に指導員(先輩ドライバー)が乗り、仕事内容を教える期間の事です。
つまり、横乗り期間=仕事を教わる期間ということになります。
横乗り期間は会社によって異なるので、求人票に記載がなければ面接時に聞いておきましょう。
キャリアアップ
実際にドライバーとして働き始めたときに、「もっと給料が欲しい」や「もっと休みが欲しい」など自身の希望が変わってしまうかもしれません。
その時に、「長距離配送から近距離配送」「小型車両から大型車両」など、業務内容の変更は可能かどうかを確認しておいた方がよいです。
キャリアアップというよりも「部署異動」と言ったほうがしっくりくるかもですね。
何を運ぶのか
ドライバーに転職を考えているのなら何を運ぶのかはとても重要です。
- 飲料系
- 食品系
- 雑貨系
- 家具や家電系
- 危険物系
ざっと運ぶものをまとめてみましたが、もちろんメリットデメリットがあります。
- 持ち運びがしやすいorしにくい
- 安全性の有無
- 物が軽いor重い
- 物が大きいor小さい
何を優先するかで乗る車両は決まる
というわけで、それぞれのメリットデメリットを解説してきました。
「給料の多さ」を重視するか「休みの多さ」を重視するか、はたまた「運転のしやすさ」を重視するかなど、人によって選ぶべき車両が違います。
それぞれのメリットデメリット確認したうえで転職活動を行いましょう。