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「職場の人間関係がつらい」というのは、働く人にとって永遠の課題ですよね。
僕自身、人間関係が原因で何度も転職を繰り返した経験があります。
周囲からは「我慢しろ」「根性がない」「そんなんじゃどこ行っても通用しない」
の無限3コンボを聞き飽きるほど聞いてきました。
そしてついに、周囲の人間も僕に匙を投げたくらいのタイミングで「天職」に出会ったんです。
その「天職」というのが、ルート配送ドライバーです。
結論を言うと
ルート配送より楽な仕事を僕はまだ知りません。
この記事では
- ルート配送が楽な理由
- ルート配送の仕事が向いてる人
- ルート配送の仕事内容
主にこのテーマで解説していきます。
ルート配送が楽な理由8選
- 同じルートなので覚えるのが楽
- 拘束時間は基本的に固定
- 人とあまり関わらない
- 特別な資格、知識不要
- 給与は意外と高い
- 正社員の求人が結構ある
- ノルマなし
- 作業全体が基本的にルーティンワーク
先に結論を言うと、上記の8つの特徴がルート配送が楽だと感じる要因です。
この8つの特徴を揃えてる仕事は滅多にないと思います。仮に、この特徴を揃えている仕事があるならば、ルート配送にこだわる必要はありません。
①覚えるのが楽
ルート配送で必要なスキル
- 最低限の挨拶
- 車の運転
- 道を覚える
- 荷物の納品のやり方
以上です。
これらを覚えれば、ルート配送マンとしての一歩が踏み出せます。
ルート配送ならではの知識は、納品に関するやり方だけです。
- 納品に関するやり方って?
- どこでどのように荷物を積んで
何時にどこに納品するのか?
これを覚えれば問題ないです。
挨拶、運転、道については、他の仕事や日常生活の中で自然と身についている能力だと思うので、簡単なものです。
難しいことではないので、苦手意識がある人はこの機会にチャレンジするのもアリだと思います。
結論的に、覚えることが少ないため、楽なのです。
単純な業務内容の仕事は、「学歴や専門性が問われない」とも捉えることができます。
つまり、楽なんです!
②残業がない
通常、定められたルートを決まった時間に配達するため、ほとんど残業はありません。
ルートの組み立ては会社が行うため、残業が必要かどうかは会社の裁量に委ねられますが、明らかに残業が必要になるようなルートを組むことはほとんどありません。
もし、残業が必要になるようなルートを組む会社である場合は、他の運送会社に転職するか、交渉することをお勧めします。
➂人間関係で悩まない
ルート配送の最大のメリットは、人間関係が必要ないことです。
荷物の受け渡し時には人と関わることがありますが、それ以外の時間は常に1人です。
自分だけで作業できるため、自分のペースで働くことができます。
注意
1人立ちしてしまえば人間関係の悩みはほぼ無いですが、横乗り期間(研修中)は
横乗り期間については下記で詳しく解説しています。
④運転免許があればOK
ルート配送の仕事は、ルートによって異なりますが、主に車の運転がメインになります。
1日の作業内容のほとんどは車の運転になります。
車の運転免許以外に、特別な知識や資格は必要ありません。
⑤給与は意外と高い
給与は地域によって異なりますが
一般的には19万円から26万円前後です。
給与アップを狙う人は大きな車を選びがちですが、運転のしやすさを優先するなら小さい車を選ぶべきです。
車のサイズに関係なく、人と関わらない仕事なので、人間関係を重視する人にも給与アップの選択肢はあります。
ルート配送の給料については下記で詳しく解説しています。
⑥正社員の求人が多い
特に工場系の求人ではよくあることだと思いますが、「正社員で募集を出しているように見えたけれど、よく調べてみたら派遣だった…」というような経験はありませんか?
僕自身、結構ありました(笑)。
その点、運送業界では正社員での求人がほとんどであり、安定した仕事が期待できると思います。
注意
運送業は正社員での求人が多いですが、派遣での求人が無いわけではありません。
正社員か?派遣か?は、自分のライフスタイルに合わせて判断しましょう。
⑦ノルマがない
ルート配送の仕事は基本的にノルマがありません。
ノルマがある会社もあるかもしれないですが、少なくとも僕が知っている限りではルート配送にノルマはありません。
ノルマがないメリット
- 仕事量が毎日同じであるため、仕事がどの程度達成されたかに対するプレッシャーを感じる必要がありません。これにより、仕事によるストレスが少ない。
- 自分のペースで仕事を進めることができるため、自分に合った作業方法を見つけることができるので、仕事をより効率的にこなすことができる。
- 自分自身で仕事の進め方を決めることができるため、やりがいや達成感を感じやすくなります。これにより、仕事へのモチベーションが上がり、業務により集中できるようになる可能性があります。
以上のようなメリットがあるため、ノルマがない仕事は、柔軟性が高く、自分自身のペースで進められるという点で、とても魅力的な特徴だと思います。
ルート配送の仕事内容と1日の流れ
ルート配送の仕事内容は、商品を倉庫から受け取って、トラックに積み込み、顧客に届けることです。
僕の実際の勤務時間の例
6:00出勤
6:30~7:10 一件目
7:30~8:00 二件目
8:10~8:30 三件目
9:00まで待機
9:00~9:40 四件目
9:50~11:50まで休憩&待機
12:00~13:00翌日の荷物の積み込み
13:30~14;00帰社
- 人と会う時間:約1時間
- 1人で過ごす時間:
残りの時間全て
この仕事神過ぎませんか?
もちろん毎日がこの通りにいくわけじゃないですけど、人と関わらないメリットを考えれば多少の残業は許せますよね。
必要な知識や資格
ルート配送をするには、自動車運転免許が必要です。
車を運転できれば、その他の専門知識や経験は必要ありません。
言えることとしては、MT(マニュアル)の方がAT(オートマ)より運送業界では有利だと思います。
高収入を狙うなら
収入は、準中型、中型、大型など、トラックの大きさに比例して増えます。
ただし、それぞれの運転には免許が必要です。自分が持っている免許と免許取得日を確認しましょう。
免許取得日によって、乗れるトラックが異なるので注意!
ルート配送のデメリット
ルート配送は、人間関係を重視する人にとって魅力的な職業です。
ですが、人によってはデメリットに感じる側面があります。
いくつかルート配送のきついところについて掘り下げていきます。
- 体力仕事がある
- 飽きる
- 時間にきっちり
- 人と関わりたい人にとっては苦痛
- 高収入は狙いにくい
- スキルアップしにくい
体力を要する仕事であること
ルート配送は、荷物を運ぶために多くの体力を必要とします。
特に荷物が多い場合、運転手は非常に疲れることがあります。
運転中に運動不足を解消できるというメリットもあるかもしれませんが、体力的にキツイと感じる人も多いでしょう。
単調で飽きやすいこと
ルート配送は、毎日同じコースを走るため、単調で飽きやすいという側面があります。
同じ景色や建物を見続けることによって、運転手は代り映えしない日々を送ることになるかもしれません。
さらに、運転中には一人で作業することが多いため、人と積極的に関わっていきたい人はコミュニケーションの機会が限られることもストレスとなる場合があります。
時間を厳守しなければならないこと
ルート配送は、お客様に配達する時間が約束されているため、遅れることは基本的にNGです。
時間を厳守しなければならないことは、運転手にとって大きなストレスとなる場合があります。
また、交通渋滞や天候の変化など、予測できない要素もあるため、時間管理能力が必要とされます。
給料はほぼ固定
長距離ドライバーと比較すると、給与が低くなる傾向があります。
長距離ドライバーのように多くの時間を運転に費やすことはないですが、その分、給料が低くなることが多いです。
なぜなら、ルート配送の運転手は、ルートに忠実であることが求められるため、仕事の成果に応じて報酬が上がることはあまりありません。
ルート配送のデメリットは人によってはメリット?
- 体を動かすことが好きな人
- ルーティンワークが好き
- しっかりとした予定に沿って仕事がしたい
- 高収入よりも安定を狙いたい
上記に当てはまる人にとっては、ルート配送のデメリットはメリットになり得ると思うっス。
ルート配送に向いている人と向いてない人
ルート配送の仕事内容とデメリットがざっくりと分かったところで、向いてる人と向いてない人について解説していくっス。
ルート配送が向いてる人
- 運転が好き
- 規則正しい時間で働きたい
- ルーティンワークが苦にならない
- 人間関係が1番ストレスを感じる
ルート配送が向いてない人
- 運転が苦手
- ルーティンワークはつまらない
- 人と関わることに喜びを感じる
- 一言も話したくない
ルート配送が向いてる人
運転が好きな人
ルート配送では、配送先への移動が主な仕事の一つです。
長時間の運転に耐える必要がありますが、運転が好きな人は、この仕事に向いています。
車に乗っている時間が長いため、仕事の半分以上が趣味の時間みたいなもんです。
また、運転の技術が上達する喜びも味わえることが、運転好きな人にとっては「天職」と言えるでしょう。
規則正しい時間で働きたい人
ルート配送では、配達スケジュールがあらかじめ決められています。
そのため、ルーチンワークが苦にならない人に向いています。
また、夜勤や休日出勤が少なく、定時に帰れるので、規則正しい生活を送りたい人にとっても適しています。
人間関係にストレスを感じやすい人
ルート配送に限ったことではないですが、ドライバー系の仕事は基本的には人と関わることが少ないです。
ドライバー未経験の人にはルート配送をおすすめします。
なぜなら、ルートが固定なので覚えてしまえば慌てるようなことは起こらないからです。
ルート配送で車の運転に慣れた後で、大型車や長距離ドライバーへとステップアップしていくのが王道パターンになります。
ルート配送が向いていない人
運転が苦手
車の運転が好きな人でも「仕事」となったら疲れやストレスが溜まってしまうものです。
運転が苦手な人はこの比ではありません。
ルーティンワークが苦手
ルーティンワークが苦手な人もルート配送には向いていません。
ルーティンワークは苦手でも運転が好きな場合はルート配送にこだわらずドライバーの仕事を幅広く捉えてもいいかもしれません。
人と関わりたい人
人と関わることに喜びを感じる人もルート配送には向いてないでしょう。
ルート配送と言うよりは、ドライバーの仕事全般が人とあまり関わらない仕事になるので運送業にこだわる必要はないと思います。
一言も話したくない人
ルート配送があまり人と関わらない仕事とはいえ、全く人と関わらないわけではないです。
納品先の人や上司、同僚など最低限の挨拶や会話は必要です。
まとめ
運転手になるために必要なものはほとんどないです。
- 運転が苦にならない
- それなりに体力がある
- 最低限の挨拶はできる
この3つ条件が当てはまっていれば誰でもできる仕事です。
僕が1番おすすめする理由は人と関わらないところです。
人とあまり関わりたくない人にとっては天国のような仕事になると思いますw
ここまでルート配送を強くおすすめしてきましたが、実際に働いてみないと自分に適性があるかどうかはわからないと思います。
「人と関わらない」と言う条件であれば、ルート配送にこだわる必要はないです。
もっと広い範囲で物流ドライバーと言う枠組みで仕事を探すのもアリだと思います。
運送に興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
ルート配送をおすすめする人
- 職場の人間関係に疲れた
- 1人で仕事したい
- 運転が好き
- 同じ場所で働くよりも外に出たい