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1人で仕事がしたいと思ってトラックドライバーに転職しようと思っている方は注意して聞いてください。
いきなり1人で仕事はできません。
まずは
「横乗り期間」という、先輩ドライバーの助手席に乗って仕事を覚える期間を終えなければいけないのです。
知らない人といきなりマンツーマンで仕事をするわけなので、人と関わりたくないと思ってトラックドライバーに転職した人はここが一発目の頑張りどころです。
僕自身横乗り期間中は結構苦痛でしたし、横乗り期間中に限界を感じて辞めていく人たちをたくさん見てきました。
正直「横乗り期間が終われば1人で自由になるのにもったいないなぁ」
と思って見ていました。
横乗り期間を終えてから判断しても遅くないんじゃないか?ってことが言いたいっス。
そこで今回は「横乗り期間の攻略法」をお伝えします。
横乗りとは
運送業界にて「横乗り」とは新人ドライバーが先輩ドライバーから直接学ぶために助手席に乗る期間の事です。
この期間で、荷物の扱い方や納品の手順、配送先へのルートなどを覚えます。
横乗り期間は、年齢、経験に関係なく絶対に一定期間行われ、横乗り期間がない会社は存在しません。
もし横乗り期間がない運送会社だったら、その会社はヤバい会社なので次を探しましょう。
横乗り期間の目安
横乗りの期間の目安は1週間~1か月程度。
期間には個人差があり、新人ドライバーの経験や能力によって異なります。
早い人で1週間、遅い人で1か月~1か月半程度の差があります。
反対に、経験の有無にかかわらず1か月間は絶対横乗り期間を設ける会社もあり、期間については会社によって様々。
大きい会社になればなるほど横乗り期間をきっちり設定されていることが多い印象を受けるっス。
チェックポイント
横乗りの期間については、会社の規模や新人ドライバーの経験や能力によって違う。
横乗り期間を早く終わらせる
「横乗り期間の攻略法」での最終的なゴールは、さっさと横乗り期間を終わらせることです。
結論から言うと、仕事内容を早く覚えて先輩からGOサインをもらえれば横乗り期間は終わりです。
なぜなら、仕事を覚えてしまえば横乗りをやる必要がないからです。
会社側としても1人用のコースで2人分の給料をいつまでも払いたくないのが本音です。
横乗り期間が早く終わる判断基準
- 元々ドライバー経験があるか?
- 仕事は覚えたか?
上記の2点が重要になってきます。
ドライバー経験がある人の方が未経験者と比べて横乗り期間が短い傾向にあります。
これは単純に、要領やコツをある程度知っているからで、会社側もそれを分かって採用しています。
ですが、たとえ経験者であったとしても仕事を覚えれなければ一人立ちはできません
なので
経験の有無にかかわらず仕事をさっさと覚えてしまうことが最短で横乗り期間を終わらせる方法です。
チェックポイント
新人ドライバーが1人で業務が行えると判断されたら横乗り期間終了で、その判断をするのは先輩ドライバーです。
うざい先輩だった場合
横乗り期間は基本的に指導係となる先輩ドライバーとマンツーマンで仕事をするので、先輩ドライバーが癖が強く、うざい人だった時ははっきり言って地獄です。
横乗り期間中に辞めていく人の大半はこの癖つようざ先輩が原因で辞めていきます。
基本的に運送業は学歴が重視されない業界だと言えるので、会社の規模が小さくなればなるほど癖の強い人が集まる確率も高いです。
うざい先輩だった時の対処法としては、「仕事を辞める」か「先輩を攻略する」の二択です。
「我慢」という選択肢は僕には無かったっス。
なぜなら、他にも運送会社はいっぱいあって、どこも人手不足だからっス。
うざい先輩の攻略
癖つようざ先輩の種類は大きく分けて2つ。
「ヤンキー先輩」と「イきりコミュ症先輩」
他にも「無害君」「スピーカー」「ギャンブル狂」等など、個性豊かな人たちが待ち構えていますが、安心してください!
実際の所この人たちはあまり害が無いんです。
注意するべき人は「ヤンキー先輩」と「イきりコミュ症先輩」です。
学歴がそれほど重視されない業界だからこそいろんな人が集まるわけですが、ここでは「ヤンキー先輩」と「イきりコミュ症先輩」について触れるっス。
ヤンキー先輩の攻略
- 自己主張が強い
- 権力にひるまない
- 言葉遣いが怖い
- 仲よくなれば優しい
ヤンキータイプは上記の特徴を持っている人が多いので、上記のポイントから解説します。
結論から言うと、「穏やかなのに意見をはっきり言えてかつ、仕事の覚えが早く、ビビらない人」が、ヤンキー先輩から結構好かれますw
ヤンキー先輩は基本的に頭があまり良くないので「突っ込まれる隙を与えない」事が大切です。
「意見を言えて、仕事の覚えが早く、ビビらない」これはヤンキー先輩からしたら突っ込みどころがないわけです。
逆にヤンキー先輩から嫌われるのは、先ほど紹介したことと真逆で「オドオド、優柔不断、仕事の覚えが遅い人」なので気を付けましょう。
イきりコミュ症先輩の攻略
- 虚言壁
- 人見知り
- プライド高い
- 仲よくなれば自慢話が始まる
上記がイきりコミュ症先輩の特徴です。
結論から言うと、「肯定しまくる」になります。
ポイントは、相手が満足していればOKなので、自分自身の心はこもってなくていいのです。
僕がよく使っていた手法は「マジっすか」「すごいですね」「教えてください」のループでしたw
「後輩に仕事教えて頼られてる俺かっけぇ・・・」と錯覚させればこっちの勝ちです。
こうなると、イきりコミュ症先輩は意外と仕事を丁寧に教えてくれます。
逆に、やってはいけないことは「否定、虚言をあばく、他人をほめる」です。
物事を白黒はっきりさせたい人は注意が必要です。
ヤバい会社だった場合
ヤバい会社だと感じたなら、横乗り期間中に辞めちゃうのもアリだと思います。
運送会社はどこも人手不足なので1社にこだわる必要はありません。
むしろ横乗り期間中という傷が浅いときに辞めるのは僕も賛成です。
- 横乗り期間無し
- 残業代が出ない
- 事故の費用が自己負担
- 車両が古い
ヤバい会社はこれらの特徴を全て持っています。
これらの特徴が多ければ多いほどヤバい会社の可能性が高いので参考にしてみてください。
横乗り期間中の給料は低い
ほとんどの運送会社は横乗り期間中の給料は低いです。
いわば、使用期間のようなものなので横乗り期間中の給料が低くてもブラック確定と言うわけではありません。